- 解説 - |
使用機材
シンセサイザー | CASIO CZ−5000 | 打ち込みにのみ使用 |
音源 | KAWAI PHm | メインの音源 |
シーケンサー | KAWAI Q−80 | 今はもうない |
MTR | TASCOM PORTA TWO | 4トラックMTR これも今はもうない |
ギター | CASIO PG−380 | ギターシンセ |
エフェクター | リバーブ、フェイズシフター、 ディストーション、コンプレッサー、 ギターアンプシミュレーター etc... | よく覚えてないし これらも今はもうない |
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この中で現役なのはギターだけで、あとは捨てたかホコリかぶっているかのどちらかです。
打ち込んだMIDIデータもありませんし、ミックスダウン前のギターパートの録音テープもありません。
ミックスダウン後のテープが残っているのみ。
・CZ−5000
初めて買ったシンセサイザーで当時としては珍しいシーケンサー付きでした。
ただ、音源はまだPCMが出る前だったので音は貧弱だし、シーケンサーもおまけ程度のものだったので、
これらを使うことはあまりありませんでした。ベロシティもなかったのでリアルタイム入力には向きませんが、
元々キーボードは弾けないのでステップ入力には関係ありませんでしたし。
専ら打ち込み作業時の入力用として利用していました。
※今はラックの下で眠っている
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・PHm
メイン音源として使用していたハーフラックサイズのPCM音源でした。
これは値段は割と安かったけど一応PCM音源なので音は結構良く(比較対象がCZ-5000ですけど)、
16音ポリフォニックでマルチティンバーという当時としてはなかなか使える奴でした。
また、このポリ数とは別にリズムパターンを内蔵していて、これをドラムパートに利用していました。
(他にKAWAIのドラムマシーンも持っていたのですがこの曲では未使用)
結局ギター以外のパートは全てこの音源で賄っています。
ただ、まだ GM が出てくる前の音源なので音の並びは固有のものですし、まあ過去の遺物でしょう。
※今はラックの上で眠っている
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・Q−80
結構有名だったシーケンサーで、その後オールインワンタイプのシンセサイザー「KOLG 01/W」を
買うまでは、打ち込みはずっとこれでやっていました。
ダイヤルをグリグリ回して使うタイプで、ステップ入力主体の自分にとっては結構使い易いシーケンサーでした。
※数年前に廃棄
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・PORTA TWO
ごく普通の8チャンネル入力4トラックMTRです。
一応SMPTE(YAMAHAの変換機を中継)でMIDI機器と同期が取れるので、ギターパートのみ録音して、
あとは1トラックを信号用にしてシーケンサーと同期を取って再生しています。
※数年前に廃棄
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・PG−380
唯一今も使用しています。(アンプにも繋がずそのままシャリシャリと(^^;)
ギターシンセなのでMIDI出力もあり外部音源も鳴らせるので、Aメロの生音系ギターにシンセ音を被せています。
あとは普通のエレキギターとして使用。録音はギターアンプシミュレーターを経由してのライン録りです。
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今となってみるとみんな年代物の機材ですなあ。(^^; ギター以外はパソコンで何とかなりそうな感じだし。時の流れは・・・。(-_-)シミジミ
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パート
ギター | ・生音系 ・歪み系 ・ハーモニクス |
エレクトリックピアノ | ・ほとんどバッキング (一部無茶なソロ) |
ストリングス | ・普通のストリングス (一部効果音的な使い方) |
ベース | ・普通のベース(フレーズは2パターンのみ) |
ドラムス | ・リズムボックス ・ピストルの音をスネアの代用 |
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・ギター
一応メインなので全般に登場します。ただテクニックが・・・。(それでも今よりは弾けているなあ・・・、腕(指?)落ちたなあ・・・)
Aメロはコンプレッサーを通した生音系でチャラチャラいうシンセ音を被せています。
途中控えめにハーモニクスを鳴らしているところはフェイズシフターを通しています。
Bメロは歪み系でコンプレッサーとディストーションを軽くかけています。
エンディングはコンプレッサーとディレイを深めにかけています。
フレーズに関しては・・・まあこんなもんでしょ。
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・エレクトリックピアノ
打ち込みで入力したのでいまいちメリハリが・・・。
ほとんどバッキングですが、ベースが単調なフレーズを繰り返しているだけなので、曲のカラーは
エレピのテンションコードで決めているようなものです。(結構重要、ないとすごく地味)
途中短いソロがありますが、自分が弾かないのをいいことにムチャクチャ音を詰め込んでますなあ。
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・ストリングス
ありがちなハイトーンできれいな感じに。
たまに”シャリーン”という音がしますが、これはストリングスを高い音程で半音でぶつけたらきれいだったので
効果音として利用してみました。
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・ベース
淡々と同じパターンを繰り返していますなあ。全体で2パターンしか出てこない。(^^;
Aメロのパターン
Bメロのパターン
つなぎでちょっと変えているけどほとんどこれだけ。
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・ドラムス
これまた淡々と同じパターンを繰り返していますなあ。
音源のリズムパターンを利用しているのでこんなんなっちゃいました。これじゃなんなんで音源のピストルの音を
過激な(?)スネアとして鳴らしています。(ギター以外で唯一の手弾き(?)です (^^;)
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構成
イントロ | ドラム〜ベース〜エレピ〜ストリングス と 徐々に音を重ねていく |
Aメロ(×2) | 生音系ギター(一部ハーモニクス)とエレピの絡み |
Bメロ | ベースパターンが変わって 歪み系のギターソロ |
Aメロ | 最初のパターンに戻る |
エンディング | ロングトーン系のギターソロ〜フェードアウト |
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・イントロ
(1) | ドラム(リズムボックス&ピストル音だけど)から始まる。 |
(2) | すぐにベースのグリッサンドが入りAメロのベースパターンが開始。 |
(3) | エレピが加わると同時にストリングスを利用した効果音(♪シャリ〜ン)が早速使われる。 |
(4) | エレピのリフとストリングスが鳴り出してバッキングのパートが全て揃う。
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・Aメロ
(1) | ギターの繰り返しフレーズ開始。一応エレピとの掛け合いのつもり。
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(2) | イントロのストリングスのフレーズを挟んで(1)をもう1度繰り返す。
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(3) | エレピがちょっと前面に出てギターはハーモニクスで控えめに。(ハーモニクスはエレピの影に隠れるように控えめに鳴らしているがちょっと小さい?)
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(4) | またギターが出てきてエレピとの別パターンの掛け合い。ちょっとコード進行に変化(ひと工夫)。
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(5) | 再度イントロのストリングスのフレーズ(微妙に変えているが)を挟む。
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(6) | (1)&(3)(4)のパターン再度登場。
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(7) | ディレイをかけたギターのグリッサンドでBメロへ。
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・Bメロ
(1) | Bメロのベースパターンに変わる。
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(2) | スネア代用のピストル音を繋ぎのアクセントに鳴らした後エレピが加わる。
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(3) | ギターソロ開始。エレピのバッキングを少しずつ変化させながら盛り上げつつリフへ繋げる。
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(4) | エレピの連打とストリングスが加わり、ソロ中のワンパターンのリフを挟む。
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(5) | 再びギターソロ。
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(6) | (4)と同様のリフ。途中エレピのソロを挟んでもう1度リフ。
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(7) | コード進行に変化を持たせてAメロへ繋ぐ。
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・Aメロ
(1) | 最初のAメロの(1)&(3)(4)のパターン再度登場。
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(2) | ディレイをかけたギターのグリッサンドでエンディングへ。
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・エンディング
(1) | バッキングにイントロのストリングスのフレーズが加わり最後のギターソロ。
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(2) | アドリブが崩れ始めたところでフェードアウト・・・。(^^;
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全体の自評
イントロはまあそれなりにかっこいいかなと(自分では思っている)。
Aメロはほとんど繰り返しですなあ。ちょっと飽きるかも。
AメロからBメロに移る時のドラムパターン(スネアの入れ方)はありがちですなあ。
Bメロのギターソロは事前に考えたとおりに弾いているのでちょっと派手さに欠けているような気がする。
う〜ん、チョーキングが甘い・・・(1弦チョーク苦手で (^^;)。
途中ピッキングハーモニクス出そうとしているんだけど、ん〜〜〜〜っ 出ない!。
あと白状すると、実際はトラックを2つ使ってフレーズ毎にぶつ切り録音しています。
全て間違わずに弾ききる自信はありませんので。(^^;
BメロからAメロに戻る時の 「フッ と肩の力が抜けるような」 繋ぎ方は結構気に入っています。
エンディングのギターソロはディレイをかけすぎてライン録りなのに一部ハウリングみたいになってしまった。
ちょっとギターの音が引っ込んでいるのが気になる。
終盤はアドリブだったが、一部スケールから外れてしまった。(^^;
まあ勢いがあるからいいかと思ってOKテイクに。それにもう1度弾くのも疲れてしまったし・・・。
でも段々とひどくなっていくのでフェードアウト!(本当はもうちょっと長いんだけど)
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